台風18号は東シナ海を北上 九州北部や四国中心に大雨のおそれ

3日(木)午前0時の雨風の予想

 台風18号は、東シナ海を北上している。九州北部や四国を中心にあす3日(木)にかけて、大雨となる所がありそうだ。また、九州北部ではあす未明から明け方にかけて非常に激しい風が吹き、海上ではうねりを伴ってしける見込み。

2日(水)午前3時現在の台風18号の位置と予想進路

 台風18号は、きょう2日(水)午前3時には、東シナ海を1時間に約20キロの速さで北に進んでいる。中心の気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートル。

 台風は、次第に勢力を弱めながら東シナ海を北東に進み、今夜からあす朝にかけて朝鮮半島を進む見込み。その後、あす夜には日本海に進んで、温帯低気圧に変わる見通しだ。

予想される雨量

大雨・雷・突風

 九州北部や四国を中心に、あすにかけて、台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込んで大気の状態が非常に不安定となるため、雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨の降る所があり、大雨となるおそれがある。

 土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に警戒・注意が必要だ。また、竜巻などの激しい突風や落雷にも注意が必要となる。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めたい。

台風18号による暴風・高波の情報

暴風・高波

 九州北部では、あす未明から明け方にかけて非常に激しい風が吹き、海上ではうねりを伴ってしける見通し。

 暴風に警戒し、高波に注意が必要だ。

高潮

 台風の接近に伴い、九州北部ではあすにかけて、大潮の時期とも重なり、潮位が高くなる所がありそうだ。

 海岸や河口付近の低い土地では、高潮による浸水や冠水に警戒が必要だ。

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