四つの演し物 かわいらしく 浜町で園児披露

愛くるしい龍踊を披露する園児たち=長崎市浜町のアーケード

 長崎くんちを前に、長崎市の認定こども園「ざぼんちゃん」の園児が、演し物を披露する「お祭りごっこ」が1日、長崎市浜町のアーケードであった。
 地域交流などを目的に同園が毎年開き、今回で17回目。おそろいの衣装を着た3~5歳児45人が、約1時間にわたってアーケードを練り歩き、職員手作りの「おらんだ船(せん)」「白龍」など、長崎くんちにちなんだ四つの演し物を“奉納”。かわいらしい船回しや龍踊(じゃおどり)が、買い物客らの笑顔を誘った。
 池田美保子副園長は「途中で疲れたのか、眠たそうな子もいたが、それも成長の一つ。こうした経験を通して、子どもたちに大きくなってほしい」と話した。

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