南山大学のスワンソン教授が2019年度トシヒデ・ヌマタ仏教学賞を受賞

南山宗教文化研究所、南山大学人文学部のポール・スワンソン教授の著書「Clear Serenity, Quiet Insight(『摩訶止観』の英訳・研究)」(3巻、Nanzan Library of Asian Religion and Culture, Hawai’i University Press)が2019年度トシヒデ・ヌマタ仏教学賞を受賞した。

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トシヒデ・ヌマタ仏教学賞は、仏教学の優れた著書に対してカリフォルニア大学バークレー校仏教学研究所から授与されるもの。2010年から毎年行われている。選考委員会は今回の授与について「画期的で傑出した学術作品」、「熟練した研究の継続による最高度の成果」であり、スワンソン教授の学識豊かで明晰な翻訳により難解な天台仏教思想が鮮やかに解明され、包括的で詳細な注釈が3巻にわたり展開されていると評価している。授賞式は2019年12月6日、カリフォルニア大学バークレー校キャンパスで開催される予定。受賞したスワンソン教授による特別講演と、受賞作のテーマについてのシンポジウムも同時に行われるという。参考:

【Berkeley Buddhist Studies】CBS Announces the 2019 Toshihide Numata Book Award

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