車椅子のアイドル「仮面女子」の猪狩ともかがスポーツカーを運転して撮影に挑んだ初主演映画、1週間限定無料配信!

バリアフリー・フィルム・パートナーズは、 映画『リスタート:ランウェイ~エピソード・ゼロ』を製作し、 完成を記念して9月30日(月)より10月6日(日)までの1週間限定で無料配信を開始。これに先駆け「資生堂グローバルイノベーションセンターS/PARK(エスパーク)」(横浜市、 以下「S/PARK」)にて9月20日に完成披露上映イベントを開催し、 本作が映画初主演となった「仮面女子」猪狩ともかほか、 手塚理美、 忍成修吾らが登壇した。

完成披露上映イベントは、 9月20日に「S/PARK」1階ロビーにある世界最大・ソニー製 16K Crystal LED ディスプレイを使っておこなわれ、 一般のお客様に映画を初披露。

上映前におこなわれた資生堂トップヘアメイクアップアーティスト・原田 忠によるヘアメイクアップショーでは、 主演・猪狩ともかがドレスデザイナー・TOMOKI TERUI氏による赤いドレスで登場。 本作のビューティーディレクションを務めた原田 忠が猪狩ともかの髪をステージ上で華麗に彩った。 その後、 客席の中央に設けられたフラットなランウェイを車椅子で進むと、 本作が初主演となった猪狩ともかを祝福する盛大な拍手が観客から巻き起こった。

映画『リスタート:ランウェイ~エピソード・ゼロ』の初上映をおこなったのは、 S/PARKの1階ロビーにある世界最大・ソニー製 16K Crystal LED ディスプレイ。 昼間でも明るく鮮やかで立体感のある大画面で映画が上映されました。 (※ディスプレイは約19メートルの横長のため、 一部を使用して上映。 また、 上映素材は4K。

上映後には主な出演者・スタッフによる舞台挨拶がおこなわれた。登壇したのは、 出演者として主演・ヒナタ役の猪狩ともか、 ヒナタの母役の手塚理美、 整備士の茅野役の忍成修吾、 ヒナタの姉役の桜のどか、 電動車椅子を使うメミ役の日置有紀。 スタッフとしてはビューティーディレクションを担当した資生堂・原田 忠、 そして監督の帆根川 廣。 観客に向けてそれぞれが感謝の言葉を伝え、 つづけて映画の撮影秘話や作品の見所などを語った。

主演・猪狩ともか コメント

「撮影は3月からで、 寒さや花粉のため、 鼻水が大洪水を起こして大変でした。 今回演技はほとんど初めてでしたが、 とても素敵なキャストの皆さんと共演することができて、 毎回ドキドキしながら撮影に臨みました。 この映画を観ていろいろなことを感じていただき、 バリアフリーの気持ちを心に持ってくれたら嬉しいなと思います。 今日が映画『リスタート』のスタートの日で、 これから配信も始まるので沢山のかたに広めていただき観ていただきたいです。 宜しくお願いいたします。 」

手塚理美 コメント

「猪狩ともかさんは初主演とのことですが、 とても度胸があるなと関心しました。 私は息子しかいないので、 今回三姉妹の母親役ということが少し心配でしたが、 撮影に入ったら意外にすんなりと親子になれて、 和やかな現場で楽しませていただきました。 今回、 猪狩ともかさんと共演する機会ができて良かったですし、 これからも応援していますので頑張って欲しいなと思います。 」

忍成修吾 コメント

「撮影現場の工場では初めて見るパーツばかりでした。 本当に一人ひとりのニーズに合わせて様々な車が仕上がっていて、 凄い技術だなと感じました。 完成した映画を観たときには、 手だけを使った運転装置付きのスポーツカーでこんなに迫力のある運転ができるんだと思って感動しました。 皆さんにもこの映画が何か新しい刺激になってくれたら嬉しいな、 と思っています。 」

桜のどか コメント

「私はペーパードライバーで、 坂道を走るシーンでは運転が難しくて直線だけにしてもらいました。 映画では猪狩ともかさんがスポーツカーを運転しているのを観て、 本当に凄いな、 見習わないといけないなと思いました。 この映画はとてもあったかいお話で、 この作品を通してすべての皆様が夢を持てる社会になっていったら良いなと思います。 」

日置有紀 コメント

「半年以上演技のレッスンを重ねて本番に挑んだのですが、 前日になっても形にならなくて、 監督に「今から練習するよ」と言われ宿泊先で遅くまで演技の練習に付き合ってもらいました。 本番になっても、 私は関西出身のため関西弁のイントネーションが出てしまい、 「ガソリン」と続けて10回言ってから本番に臨んだりしたのが思い出に残っています。 私は車椅子を利用していますが、 今回みなさんと一緒に作品に出演できて嬉しいです。 」

資生堂トップヘアメイクアップアーティスト・原田 忠 コメント

「この映画のビューティーディレクションを担当し、 ビューティーの側面から一人ひとりのキャラクターの個性や魅力を引き出すようバックアップをさせていただきました。 私は長期の海外のショーがあって撮影現場には行くことは叶いませんでしたが、 信頼する資生堂ヘアメイクアップアーティストのスタッフ達が映画全編を通してヘアメイク協力しています。 障がいの有無にかかわらず、 誰もが美しくなる権利を持っています。 化粧の力は、 時には人を前向きにしたり、 元気づけることができると信じています。 これからも人々に寄り添い、 背中を押していけるように、 今の自分にできることをしっかりとやっていきたいと思っています。 」

監督・帆根川 廣 コメント

「昨日、 車をトラックに追突されました。 映画の冒頭にもトラックに追突されるシーンが出てくるので、 初披露の前日ということで奇遇でした。 幸い怪我もなく、 でも紙一重で誰でも大きな困難に直面する可能性があることを実感しました。 そうした大変な状況にある方々が、 この映画を観て猪狩ともかさんの姿から元気をもらえるのではないかと思います。 そういった意味でもこの作品を作ってよかったと思いますし、 猪狩ともかさんにはこれからも温かな太陽のような存在としてどんどん活躍していってもらいたいです。 」

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