どうも、YES!!!!編集部のコヤマです。
昔は近所の公園で友人たちとラジコンレースを開催し、夢中になって楽しんだことを覚えている。しかし、今や公園のルールが厳しくなってしまった為、そのような遊びも限られた場所でしか出来なくなった。
そんな中、ここ数年筆者の心を掴んで離さないモノがある・・・それは、"ドローン"だ。
昨今の空撮映像などを見ると、ほとんどがドローン撮影によるものと言っても過言ではない。今年公開された映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』でも、ドローンが重要な役割を担っていたりする。
その性能の高さゆえに活躍の場を広げ続けているドローン。今では世界各国でドローンレースが行われ、賞金総額が1億円を超える大会すらあるのだ。
空だけではなく、海底探索や美しい海の映像撮影、水難救助活動と、海のドローンも忘れてはいけない。とにかく、いちいち男心をくすぐってくる。
そんな大好きなドローンに、ハイブリッド型ドローンがあるということで、何やら面白そうなので行ってきた。
過疎地に届けろ、バッテリーとエンジンのWで飛ぶハイブリッド型ドローン!
都内で行われた記者会見では、岡山県にある和気町が抱える問題を解決するため、ドローンを使った実証実験を10月6日(日)からスタートすることについて発表された。
和気町が抱える問題とは、今後の日本各地が直面するであろう人口減少による過疎化および、その地域住民の高齢化が進むことによって起こるもの。つまり、近隣に商業施設などがなく、車に乗れない高齢者が増えていくことで食料品や生活用品の買い物が困難になることだ。
ましてや災害時は道路が遮断されてしまう地域もある。ライフラインが断たれてしまうと、本当に生きるか死ぬかの世界になる可能性も。
これらの問題を長時間・長距離飛行可能で大容量運送が可能となったハイブリッド型最新ドローンを使い、住民へ荷物を届けることで解決へと導く。そして、約4か月間の実証実験データを分析し、そこで得たノウハウを全国へ展開していくことを目指すという。
ここでハイブリッド型最新ドローンの紹介だが、名前は「エアロレンジ」。従来のドローンはバッテリーのみで動くのだが、その飛行時間は約20分。一方「エアロレンジ」は、なんと3時間!長時間の飛行を可能にしたのは、バッテリーとエンジン(ガソリン)のWで稼働するからだ。
すでに40kmをノンストップで飛行した記録もあり、これは日本初だそう。最新のテクノロジーを搭載した、最強のドローンなのである。
もちろん、住民への物資輸送だけが目的ではない。害獣検知やそれらの生息状況データを収集し、移動傾向を分析することにより、適正な駆除施策へと繋げる。また、スマート農業で作物の生育状況をチェック、適所に肥料散布を支援などなど。
とにかく凄いぞ、「エアロレンジ」!この実証実験が上手くいくことを心から願う。
全国で困っている人たちの救世主となってくれ、もう未来は君に任せたい。さらなるドローンの可能性に胸が躍る。
ちなみに、趣味で購入したドローンは操縦が難しすぎて心が折れたのはここだけの話。