チューリップ球根の収穫感謝祭が2日、県内のチューリップ球根栽培の発祥地、砺波市矢木の八咫壺(やたつぼ)神社で行われた。
県花卉球根農業協同組合(清都和文組合長)が毎年開催し、組合員ら約30人が参列。林京子神主が祝詞を読み上げ、参列者が玉串をささげた。
組合によると、うまく葉や茎に養分が行き渡ったことから、今年の収穫量は前年より18万球多い1352万球の豊作だった。清都組合長が「砺波チューリップのブランドを守り育てたい」とあいさつし、夏野修市長が祝辞を述べた。
式典の後、近くの庄下保育所の園児37人が、皇室に献上する球根6品種300球を六つのプランターに植えた。組合で「14歳の挑戦」に取り組む庄西中学校2年生10人が植え込みを手伝った。