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横浜市中区の大岡川と臨海部のイベント開催地を船で結ぶ社会実験が、12日から11月3日までの土・日曜日限定で行われる。観光などの移動手段として水上交通をPRするとともに、事業化に向けて検証するのが狙い。
社会実験「秋たけなわ!横浜クルーズ」は、大岡川川の駅運営委員会や濱橋会、船の運航会社、市でつくる「よこはま都心部水上交通実行委員会」が主催し、秋に初めて実施する。
運航プランは、トワイライトクルーズとデイタイムクルーズの2種類。トワイライトは夕暮れから夜に掛け、日ノ出町-象の鼻パーク間を「かなもえ号」(定員40人)でつなぐ。1日2往復、計4便運航する。
デイタイムは、「シエスタ号」(定員8人)で日ノ出町と横浜赤レンガ倉庫や臨港パークを結ぶ。潮位の影響などで1日計5便、または計3便になる。
主催者は「例えば、野毛地区の飲食店街と、4日から『横浜オクトーバーフェスト2019』が開かれる横浜赤レンガ倉庫を船で移動するなど、水上交通を楽しんでほしい」と呼び掛けている。
どちらも発着場は、横浜日ノ出桟橋(中区日ノ出町1丁目)。料金はいずれも大人千円、小学生以下500円。詳しくは社会実験のホームページで。