「支持率向上へ一丸」 国民県連 山田朋新代表が就任

会見で抱負を語る山田新代表=県庁

 国民民主党県連は2日、元文部科学相の高木義明氏に代わり、新たに県議の山田朋子氏(47)が代表に就任したと発表した。旧民主党、旧民進党時代を含め、同党県連で地方議員が代表を務めるのは初めて。就任は1日付。
 山田氏は佐世保市・北松浦郡区選出で現在4期目。県連によると、高木氏は以前辞任の意向を示していたが、今年春の統一地方選、夏の参院選まで代表を継続。改選に伴い代表に国会議員を推す声もあったが、同党が地方主権を基本政策とすることから代表に地方議員を立てることで合意したという。
 山田氏は県庁で会見し、「支持率向上に向け一丸となって取り組みたい」と述べ、人材育成を目的にした政治アカデミーの開催に意欲を見せた。
 このほか末次精一第4区総支部長が副代表に、饗庭敦子県議、中村泰輔県議が幹事長代行に就任。衆院議員(長崎1区)の西岡秀子代表代行や白川鮎美副代表、渡辺敏勝幹事長らは続投した。

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