西部ガスが料金誤請求 10月分、長崎県587件

 西部ガス(福岡市)は2日、1日に検針した10月分のガス料金(9月3日~10月1日使用分)を過大請求したと発表した。金融機関やコンビニエンスストアなどで料金を支払う契約者に対し、誤った請求金額を記載した払込票を発行した。
 契約者からの指摘で発覚した。検針用端末に誤った料金単価を入力したのが原因。1日に検針した計約3万8900件のうち、誤請求は計4844件。最大で1097円多く請求し、総額は約53万円という。本県は長崎地区(長崎市、西彼時津、長与両町)324件、佐世保市263件。対象者には西部ガスやグループ会社の社員が訪問し正しい請求額の払込票を渡す。既に支払った契約者には、11月分以降のガス料金への充当や返金をする。
 口座振替やクレジット払いの契約者にも検針票で誤った金額を知らせているが、ダイレクトメールを送り正しい金額で振り替える。問い合わせは(電0120.099.312)。

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