テレビ朝日系にて10月5日に放送される「加藤浩次とどん底どっこいしょ」(午後11:45)の収録終了後にMCを務める加藤浩次が囲み取材に応じた。
同番組は、どん底からはい上がってきた人たちの物語を通して、どん底から脱出する方法を学んでいき、どん底に悩んでる人を後押ししていくバラエティー番組。今回は、今年8月に常磐道で発生したあおり運転事件で、加害者の車に同乗していた“ガラケー女性”だとネットでデマを拡散されてしまった女性や、スマホを失くしただけなのに100万円を請求されてしまった男性の“どん底どっこいしょ劇”に迫っていく。
収録を終えた感想を聞かれると、加藤は「いろいろ考えさせられたし、自分も気をつけなきゃと思いました」とコメント。続けて記者からガラケー女性の話を受け、ネット対策は何かと聞かれると、加藤は「僕はまったくしてないです。しいて言えば、見ないことですかね。ネットニュースとかは見ますけど、SNSとかは見ていないです」と明かした。
また、被害者の女性が会見や訴訟に踏み切ったことについて聞かれると、「もし家族がデマ被害に遭ったら、僕も立ち上がるでしょうね。ただ、自分ひとりだけの被害だったら分からない。ジッとしているかもしれない」と家族や親しい人への思いを語った。
続けてスマホを失くした男性のどん底どっこいしょ劇については、「『笑いにしちゃえ!』ってポジティブに捉えることは難しいことなんだけど、この人は軽く考えたから、うまく乗り越えられた。それって一つのきっかけじゃないですか。そういうきっかけをどんどん紹介していけたらいいなって思います」と笑みを交え男性の行動に拍手を送った。
最後に今回で第3弾となる番組の今後について聞かれると「ぜひ今後も定期的に放送していきたいです。どん底と言えば、よく会社の社長さんが大失敗から復活して大成功を遂げたという話もありますが、どん底のレベルって千差万別で、はたから見たら大したことのない小さいものでも、本人にとってはとんでもない事態だったりするじゃないですか。そういう部分をちゃんと描いていければと思います」と期待を込めた。