至る所で雨漏り 延岡竜巻、住宅復旧遠く

雨漏りで天井が抜け落ちた2階寝室で、床に敷いていた吸水シートを片付ける榊原はる子さん=3日午後、延岡市桜ケ丘3丁目

 ブルーシートに覆われた屋根、雨染みが浮かんだ壁紙―。台風17号の接近に伴う竜巻被害に見舞われた延岡市では、被災者が復旧のめどが立たない住宅で、次の台風や大雨におびえながら暮らしている。保険の見積もりが追い付かず修理ができず、降り込んだ雨で天井が抜けた住宅や、11月まで改修を待つことになった被災者も。被災地では不安な日々が続いている。

© 株式会社宮崎日日新聞社