【Yokosuka海道ウォーク】ボランティア「自分自身のためにも」 保健福祉大生も協力

「海道ウォーク」のチラシを手にする杉原さん(前列中央)ら県立保健福祉大の学生3人 =横須賀市平成町の同大

 5日に開催される三浦半島最大級のウオーキングイベント「Yokosuka海道ウォーク」で、神奈川県立保健福祉大(横須賀市平成町)の学生が初めてボランティアスタッフを務める。健康管理や応急手当などの知識を学ぶ同大らしい地域貢献活動の一環。

 同大企画・地域貢献課の呼び掛けに応じたのは、同市在住の杉原歩実さんら、いずれも社会福祉学科4年の女子大学生3人。当日は、一般参加となる田浦署の横田和道署長ら同署員有志13人とともに追浜をスタートし、三笠公園までのスタンダードコース(約15キロ)を歩きながら参加者へ目配りする。

 2日に同大で行われた顔合わせでは、先輩のボランティアスタッフが「意識と専門性の高い学生さんたちは『ウオーキングポリス』と並ぶ心強い存在」と感謝。杉原さんは「横須賀にある大学の学生として地域のイベントへ協力することは、自分自身のためにもなる」などとあいさつした。

 毎秋開催の海道ウォークは2013年に始まり、今回で7回目。京浜急行電鉄、全国共済、かながわ信金、湘南信金などが協賛。両信金職員らがボランティアスタッフを務め、毎回約2千人の参加がある。

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