ショーモデル FL-IR(ワールドプレミア)
サメ+ロボット!? 大胆な発想に注目
FL-IRは、「安心・安全で生き生きとした長距離ドライバーの新しい働き方」をコンセプトに未来の物流ネットワークを創造し、ショーモデルとして表現したモデルである。
魚類などに見られる超音波の会話や行動習性と、コネクテッドや隊列走行との類似性に着目し、外装は「サメ」をモチーフに効率的なロボットのイメージを付与したバイオデザインを取り入れている。風を切り裂く有機的な形状の前絞りキャブと、その周りを覆う硬質なエアロデバイスの対比をスタイルが特徴となっている。
インテリアは手動・自動の運転モード変更でダッシュボードが入れ替わるレイヤーデザインを採用。シートはセンターに配置し、快適な操作性と居住性を兼ね備える。
大型トラック ギガ(ワールドプレミア)
進化する、いすゞのフラッグシップモデル
大型トラック「ギガ」は最新の先進安全装置に加え、ドライバーへの疲労軽減装備を新たに拡充し、安全性能と疲労軽減の両輪で性能に磨きをかけた。
歩行者や自転車も検知するプリクラッシュブレーキ、右左折時の巻き込み事故抑制や車線変更を支援するブラインドスポットモニターや可変配光型LEDヘッドランプ等により安全運転に貢献する。
また全車速で先行車に追従する全車速ミリ波車間クルーズや新ハイルーフキャブ等により、ドライバーの疲労軽減に寄与する。
連節バス エルガデュオ
東京オリンピックでの活躍にも期待
いすゞと日野が共同開発した国産初のハイブリッド連節バス「エルガデュオ」は、効率的な大量輸送を実現するとともにハイブリッドシステムの採用により環境負荷にも配慮している。
また路線バスとしては世界初の「ドライバー異常時対応システム(EDSS)」を搭載し、ドライバーの異常時に乗客や乗務員が非常ブレーキスイッチを押すことで減速し停止する。
さらに自動でバス停へ誘導する「プラットホーム正着制御」、先行車との車車間通信により自動で加減速を行う「協調型車間距離維持支援システム(CACC)」、車外の移動物を検知する「視覚支援システム」等、次世代都市交通システム(ART)を想定した技術を新たに両社で開発、搭載した。
小型トラック エルフ
はしる・とまる・つながるをコンセプトに大幅改良
小型トラック「エルフ」は新エンジン4JZ1および尿素SCRの採用により、平成28年排出ガス規制への適合とディーゼルクラストップレベルの燃費性能の両立を実現した。
また前方の検知性能に優れたステレオカメラを採用しプリクラッシュブレーキをはじめとした先進安全装置を標準装備するとともに、コネクテッド化により車両コンディションの遠隔把握及び本データを活用した高度純正整備「PREISM」の実施が可能となった。
エルフ EVウォークスルーバン(ワールドプレミア)
環境とドライバーにやさしいEV
次世代の小型配送車「エルフ EVウォークスルーバン」はゼロエミッションや低騒音などの環境配慮にくわえ、EVならではのウォークスルー構造を組みあわせることで、ドライバーの労働環境や集配作業の効率化にも配慮している。
また運転席には回転シートを搭載し、ドライバーはスムーズに車内移動できる。
さらに安全面でも、従来のミラーより広い範囲を映すことができる電子ミラーシステムや、車両の全周囲を確認できる3Dサラウンドマルチビューを搭載し、ドライバーと周囲への安全性をサポートする。