縄文人になりきってクリ飛ばし 6日、小矢部・桜町JOMONパーク

クリ飛ばし大会の予行練習をするメンバー=桜町JOMONパーク体験棟

 縄文人に思いをはせて―。小矢部市の桜町遺跡から多数のクリが見つかったことにちなみ、桜町JOMONパークで6日、口に含んだクリをどれだけ飛ばせるかを競う大会が開かれる。4日は関係者が予行練習をした。

 地元の桜町石斧(せきふ)の会が、同パーク横の遊具で遊べる「縄文ワンダーランド」の開園に合わせ初めて企画した。同遺跡はクリやドングリなどが数百個見つかっており、高床建物と環状木柱列にはクリの木が使われている。縄文人の暮らしに重要な役割を果たしたクリを飛ばし、縄文時代に親しんでもらうのが狙いだ。

 飛ばすのは市内産のクリで、4日は同パーク体験棟で同会の4人が予行練習をした。子どもの部と中学生以上の大人の部を設け、クリは大会後に焼いて味わう。山本護会長は「縄文時代の再発見につながればいい」とPRする。

 時間は午後1~3時。当日はサケの丸焼きも行う。

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