監督「ベスト尽くし日本一を」 筒香「ホームで試合幸せ」

CSファーストステージを前にガッツポーズを見せるラミレス監督と筒香(右)=横浜市内のホテル

 5日に横浜スタジアムで開幕するクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージを前に、ベイスターズのアレックス・ラミレス監督が4日、横浜市内のホテルで会見し、「CSではベストを尽くして、ファンの夢である日本一を達成したい」と意気込みを語った。

 チームは4月に10連敗を喫するなど最大借金11を抱えて最下位に沈んだ時期もあったが、最終的に71勝69敗3分の2位でレギュラーシーズンを終え、初のCS本拠地開催を決めた。ラミレス監督から「高いプライドとチームを勝たせる強い気持ちがある」とキーマンに挙げられた筒香は「ホームで試合ができることはこの上ない幸せ。楽しさの中にある真剣勝負を全員で感じながら、ファーストステージ突破に向けてやっていく。みんなで熱く喜び合えるような試合をしたい」と決意した。

 会見には球団の岡村信悟社長、CSファーストステージに協賛するノジマ(横浜市西区)の野島廣司社長も出席。岡村社長は「横浜スタジアムをスタート地点に、ファイナルステージ、日本シリーズを勝ち抜いて横浜とともに日本一の栄冠を手にしたい」と話し、野島社長は「球団創設70年の記念すべき年にホームでCSを迎えられるのは本当に素晴らしい。最後に悔いのない戦いをしてほしい」と期待を込めた。

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