長崎県佐世保市のハウステンボス(HTB)で5日、1300万個のイルミネーションで園内を彩る「光の王国」が始まる。試験点灯は3、4の両日あり、来園者は一足早く幻想的な世界を楽しんだ。
見どころは、アムステルダム広場周辺に初めてお目見えする「白銀の世界」。教会や街路樹を白系統の発光ダイオード(LED)でライトアップし、雪景色を思わせる空間を演出する。キャンドルの明かりに照らされた教会では、手紙を投函(とうかん)すると、来年のクリスマスに届く企画を用意する。
白銀の世界を写真に収めていた諫早市貝津町の自営業、村川信二さん(42)は「一足先に楽しめてラッキー。最高の被写体で、癒やされた」と話した。
このほか、イルミネーションで彩られた運河を船で巡る「光と噴水の運河」や幅60メートルの「光の滝」などがある。来年5月6日まで。
HTB・白銀の世界初登場 きょうから「光の王国」
- Published
- 2019/10/05 00:20 (JST)
- Updated
- 2019/10/06 00:15 (JST)
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