ラグビーW杯 出場国の味でおもてなし 試合当日にマルシェ

ラグビーW杯の試合に合わせて開かれる「こづくえマルシェ」=JR小机駅北口の特設会場(写真は9月の様子)

 ラグビー・ワールドカップ(W杯)の試合が行われている日産スタジアム(横浜国際総合競技場、同市港北区)の最寄り駅となるJR小机駅の北口で12、13の両日、出場国の料理や地元の野菜などを販売する「こづくえマルシェ」が開かれる。港北区が主催し、国内外からの来場者をもてなしながら、地元のW杯ムードを盛り上げる。

 小机駅北口の特設会場に、出場国をイメージした飲食物を販売する「キッチンカーエリア」と、小机周辺で当日収穫する野菜や地場産品を使った加工食品を販売する「地元野菜エリア」を設ける。キャッシュレス決済に対応し、外国人向けに音声翻訳機も用意する。

 9月の開幕時にも開かれてにぎわいを見せたが、12日は同競技場でイングランド-フランス戦、13日は注目が集まる日本-スコットランド戦が予定され、より多くの来場者が見込まれる。区は「試合を観戦する人はもちろん、観戦しない人もW杯の雰囲気を感じることができる。ぜひ来場を」とPRしている。

 12日は午前10時~午後1時、13日は午前10時~午後3時、荒天中止。会場に駐車場はなく周辺道路で交通規制もあるため、区は公共交通機関の利用を呼び掛けている。

 マルシェはまた、準決勝が行われる26、27日にも開催予定。問い合わせは区区政推進課電話045(540)2229。

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