ふるさと多彩に描き・撮る とやまを描く会

絵画や写真など多彩な作品が並ぶ企画展

 ■朝日町美術館で企画展

 県内の絵画・写真の愛好家でつくる「とやまを描く会」(会長・安達博文富山大名誉教授)の創立10年を記念した企画展「朝日町そして富山を描く・撮る」が4日、朝日町ふるさと美術館で始まった。自然風景や街並みなど多彩な題材を描いた個性あふれる約150点が並ぶ。11月4日まで。

 同会はスケッチ旅行や勉強会で腕を磨き合っており、画家や写真家が講師を務める。今回は生徒29人、講師7人が出品した。

 高野洋子さんの水彩画「昭和の裏小路」は、スナックなどが並ぶレトロな路地裏を描いた。水野隆之さんは、北アルプスを背景に遠近を生かして朝日町ののどかな田園を撮影。小鍛治秀明さんは池の水面に映る林の緑を写真で表現した。

 開会式で安達会長や笹原靖直町長らがテープカットした。北日本新聞社共催。

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