「ちびまる子ちゃん」にゲスト声優が続々! 新エンディング主題歌は斉藤和義

フジテレビ系長寿アニメ「ちびまる子ちゃん」(日曜午後6:00)では、10月6日から10週連続ゲスト声優まつりを行う。これは、同番組が来年1月にアニメ化30周年を迎えることを記念した企画で、番組にゆかりのある人やさまざまな分野で活躍する人たちが、おなじみの清水の町で、まる子の暮らしの中で新たに登場するキャラクターを演じる。

まず10月6日放送には、番組開始当初のエンディング主題歌「おどるポンポコリン」を担当したB.B.クィーンズの近藤房之助と坪倉唯子が清水の町に突如現れた2人組の曲芸師役でゲスト声優出演。13日放送の「まる子、運動会がめんどくさい」では同局の永島優美アナウンサーと久慈暁子アナが、まる子と同じ小学校に通う少し先輩のゆうみちゃんとあきこちゃんとして出演する。さらに20日放送の「まる子、お茶を楽しむ」の巻には、お茶屋さんのかわいいお茶娘(かなこ、しおり、あやか、れに)として、ももいろクローバーZが出演。ももクロの4人がお茶や急須に関する豆知識を披露し、清水のお茶をPRする。

B.B.クィーンズの坪倉は「私は小さい頃から声が変わっていて、声優になりたいと思っていたので最初に『ちびまる子ちゃん』の声優のお仕事をいただいた時はものすごくうれしかったし、いまも超うれしいです」と感激。近藤も「声優さんの仕事は難しいのではと思いましたが、孫が喜んでくれそうなのでやってみてよかったです」と満足そう。ももいろクローバーZの百田夏菜子は「長い説明ゼリフがあって、なじみのない言葉をたくさん言わないといけなかったのでそこが少し大変でした。自分も静岡県出身で、毎日急須でお茶を飲んでいたので静岡のお茶の良さを伝えられてうれしかったです」と喜んでいる。

さらに、10月6日放送から新エンディング主題歌を斉藤和義が担当することも決定した。タイトルは「いつもの風景」で、同作の原作者・さくらももこ氏が生前に作詞し斉藤が作曲、編曲を担当した曲で、どこか懐かしく温かい雰囲気でかつ元気が出る、思わず口ずさみたくなるような楽曲となっている。斉藤は「さくらさん、お会いできなかったこと残念です。残してくださった歌詞、とても胸に響きました。大切に歌いたいと思います」とコメント。

完成したエンディング主題歌のアニメーション映像には、ちびまる子ちゃんをはじめ、おなじみのキャラクターのほか、アニメで描かれた斉藤も登場し番組を盛り上げる。

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