【MLB 地区S】ヤ軍トーレス、5回勝ち越し2点二塁打! 田中将大も祝福のPS初打点

勝ち越し2点打を放ったヤンキースのグレイバー・トーレス【写真:Getty Images】

ツインズはポランコが先制ソロを含む2安打2打点

■ヤンキース – ツインズ(地区シリーズ・日本時間5日・ニューヨーク)

 ア・リーグの地区シリーズは4日(日本時間5日)、各地で開幕。ヤンキースが年間306本塁打、ツインズが年間307本塁打と両軍が年間本塁打記録を大幅に記録した“超重量打線”対決は初回から激しい打ち合いに。同点の5回にグレイバー・トーレスが勝ち越し2点打を放った。

 同点の5回1死満塁。トーレスは強烈な打球を三塁線へ打ち返した。三塁サノーのグラブをはじき、打者2人が生還する勝ち越し2点二塁打となった。昨季エンゼルス大谷と新人王を争った22歳のPS初打点。ベンチ内の田中も手を叩いて祝福する一打となった。

 試合は序盤から打ち合いとなった。まずはツインズが破壊力を発揮。初回1死からポランコがパクストンから左越え1号ソロを左翼席へ打ち込むと、3回にはクルーズが右越えへ1号ソロを放った。ポランコはポストシーズン初アーチ、クルーズはPS17本目のアーチとなった。

 3回にはヤンキースが反撃。同1死一、三塁からのエンカーナシオンの左翼線二塁打と一塁クロンの捕球ミスで3点を奪って逆転。しかし、5回に先発のパクストンがポランコの左前適時打を許して同点に追いつかれていた。(Full-Count編集部)

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