「2019となみ夢の平コスモスウォッチング」が5日、砺波市五谷のとなみ夢の平スキー場で開幕した。ゲレンデ一面に植えられた100万本のコスモスがかれんな花を咲かせ、来場者が眺めを楽しんだ。20日まで。
地元の五谷観光企業組合や栴檀山自治振興会、市などでつくる実行委員会(山本信一会長)が毎年開き、32回目。6月にゲレンデ約2.4ヘクタールに6品種の100万本を植え、現在は3割ほどが咲いている。12~14日に見頃を迎える見通し。
開会式で山本会長が「コスモスと散居村の雄大なロケーションを楽しんでほしい」と述べ、同自治振興会の満保秀雄会長があいさつ。夏野修市長と島崎清孝市議会議長が祝辞を述べた。テープカット後には東山見保育所の年長、年中児の計16人が元気いっぱいのダンスで盛り上げた。
コスモスの大迷路が設けられたほか、となみブランドの「せんだん山そば」「ふく福柿」などを販売する飲食・特産品コーナーもにぎわった。
入場無料で、期間中の土、日曜と祝日は交通整理料(普通車500円)が必要。日曜と祝日は会場と庄川水記念公園、JR砺波駅をそれぞれ結ぶ無料シャトルバスを運行する。土、日曜、祝日はコンサートなどの催しがある。