世界陸上ドーハ2019女子5000m決勝は日本時間の2019年10月6日(日)に行われた。見事決勝進出を果たした田中希実が登場。スタート直後から日本記録を上回るペースでレースが進む。田中は集団の最後尾でしっかりと自分のペースを刻む。1000m、2000mと周りに乱されずしっかりと走り、日本人2人目の14分台を見据えて走る。その後先頭集団と第2集団に分かれ、オビリらが凄まじいペースで先頭をひた走る。田中は後方の集団に位置してしまうが、それでも日本記録ペース。
ラスト1周はケニア勢VSドイツのK.クロスターハルフェンのスパート合戦。最後はオビリが抜け出して優勝!14:26.72の大会新記録でレースを制した。K.クロスターハルフェンは14:28.43で3位に入り、ドイツ史上初のメダルを獲得した。田中はラストも力強い走りを見せ、15:00.01の14位でフィニッシュ。日本人二人目の14分台こそならなかったものの、予選に引き続き大舞台での大幅な自己ベスト更新、日本歴代2位の素晴らしい走りを見せた。
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