独居高齢者救助 ララコープ貢献 松浦市から感謝状

地域見守りネットワーク活動で感謝状を受けるララコープの野原本部長(左)=松浦市志佐町、市民ホール

 松浦市はこのほど、市内の独居高齢者の男性(70)の異変に気付き、市に通報するなどして救助に貢献した生活協同組合ララコープに感謝状を贈った。
 今年4月、ララコープが弁当を配達している同市志佐町の独居男性宅で、前日の弁当がそのままになっていたことや新聞が3日分たまっていたことから、市に通報。市長寿介護課の職員が男性宅を訪れ、膝の痛みで動けなくなっていた男性を見つけ、病院に救急搬送した。食事もとれておらず、発見が遅れていたら命にかかわる可能性があるケースだった。
 ララコープは市地域見守りネットワーク活動の協力事業者。感謝状は、9月30日に開かれた同ネットワーク協議会(永淵勝幸会長)総会の中であり、友田吉泰市長がララコープ総合企画本部の野原幸喜・執行役員本部長に感謝状を手渡した。

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