国際自転車競技連合（ＵＣＩ）が、10月1日の期限までに2020年シーズンの登録申請を行ったチームのリストを発表した。
ファースト・ディビジョンのＵＣＩワールドチームには20チームが申請し、来季から名称が変わるセカンド・ディビジョンのＵＣＩプロチーム（旧ＵＣＩプロフェッショナルコンチネンタルチーム）には17チームが申請している。
来季から導入され、女子チームのファースト・ディビジョンとなるＵＣＩ女子ワールドチームには８チームが申請を行った。
ＵＣＩワールドチームには、2019年シーズンと同じ18チームに加えて、フランスのＵＣＩプロフェッショナルコンチネンタルチームであるコフィディスとチームアルケア・サムシックが、昇格を目指して申請を行った。
スイス登録のＵＣＩワールドチームであるチームカチューシャ・アルペシンは、イスラエルのＵＣＩプロフェッショナルコンチネンタルチームであるイスラエル・サイクリングアカデミーとの提携に合意し、チームカチューシャ・イスラエル・サイクリングアカデミーという名称で申請を行っている。
チームカチューシャはチーム運営から手を引き、来季はパートナーとして新体制のチームに留まる。チーム運営はチームカチューシャが保有するＵＣＩワールドツアー・ライセンスを引き継いだイスラエル・サイクリングアカデミー側が行うが、この提携は現在ＵＣＩの審査を受けている。
2019年シーズンのＵＣＩプロフェッショナルコンチネンタルチームには25チームが登録されていたが、現時点で2020年シーズンに申請を出しているのは17チームだけだ。オランダのロームポット・シャルルとスペインのエウスカディバスクカントリー・ムリアスは、今季いっぱいでの活動終了を発表した。
正式発表はされていないが、NIPPO・ヴィーニファンティーニもイタリア側の活動終了が報じられており、日本のNIPPO社は、来季はフランスのＵＣＩプロフェッショナルコンチネンタルチームであるデルコ・マルセイユプロバンスのタイトルスポンサーになる予定で、今回の発表で同チームの名称は『NIPPO・デルコ・マルセイユプロバンス』になっている。
ＵＣＩワールドツアー・ライセンスの更新と付与を行うライセンス委員会は、遅くとも12月19日までに決定を発表する予定だ。
ＵＣＩワールドチーム（ファースト・ディビジョン）への登録を申請した20チーム
AG2R LA MONDIALE
ASTANA PRO TEAM
BAHRAIN - MERIDA
BORA - HANSGROHE
CCC TEAM
COFIDIS （※新規申請）
DECEUNINCK - QUICK - STEP
EF EDUCATION FIRST
GROUPAMA - FDJ
LOTTO SOUDAL
MITCHELTON - SCOTT
MOVISTAR TEAM
NTT PRO CYCLING TEAM（旧TEAM DIMENSION DATA）
TEAM ARKEA - SAMSIC （※新規申請）
TEAM INEOS
TEAM JUMBO - VISMA
TEAM KATUSHA - ISRAEL CYCLING ACADEMY （※ＵＣＩが再検討中）
TEAM SUNWEB
TREK - SEGAFREDO
UAE TEAM EMIRATES
ＵＣＩプロチーム（セカンド・ディビジョン）への登録を申請した17チーム
ANDRONI GIOCATTOLI - SIDERMEC
B&B HOTELS - VITAL CONCEPT
BARDIANI CSF FAIZANE'
CAJA RURAL - SEGUROS RGA
CORENDON - CIRCUS
FUNDACION - ORBEA （※新規申請）
GAZPROM - RUSVELO
NIPPO DELKO MARSEILLE PROVENCE
RALLY CYCLING
RIWAL READYNEZ CYCLING TEAM
SPORT VLAANDEREN - BALOISE
TEAM NOVO NORDISK
NERI SOTTOLI SELLE ITALIA KTM
TOTAL DIRECT ENERGIE
UNO-X NORWEGIAN DEVELOPMENT TEAM （※新規申請）
WALLONIE BRUXELLES
WANTY GOBERT - TORMANS
ＵＣＩ女子ワールドチームへの登録を申請した8チーム
ALE' BTC LJUBLJANA
CANYON / SRAM RACING
CCC - LIV
FDJ NOUVELLE - AQUITAINE FUTUROSCOPE
MITCHELTON - SCOTT
MOVISTAR TEAM WOMEN
TEAM SUNWEB
TREK - SEGAFREDO
（ ＵＣＩ公式サイト ）
