太刀魚のテンヤ釣り
近年、太刀魚のテンヤ釣りがじわじわと人気を伸ばしているとのこと。
元々は関西地方で盛んに行われていた釣法らしいのですが、あまりの釣れっぷりから全国に広まっているようです。
そんな太刀魚テンヤの中でも超人気アイテムがあるみたいなので、早速試してみました！
太刀魚ゲッターを買ってみた
その超人気アイテムとは、シマノから発売されている「太刀魚ゲッター 時短テンヤ」なる商品。
「時短テンヤ」というワードが非常に気になります……。
観察してみる
ジグヘッドのようなヘッド形状で、ルアーっぽさを感じる見た目です。
基本的な構造は普通のテンヤと同じなのですが、ところどころ違うところがあります。
エサを挟む仕組み
エサを固定する部分が特徴的で、まるでワニの口のような感じ。
上下から挟み込んでエサを固定するようです。
エサはキビナゴ
テンヤの代表的なエサはドジョウですが、タチウオゲッターはキビナゴを使うようです。
関西以外ではドジョウが手に入る釣具屋はほとんどないので、キビナゴが使えるのは非常に嬉しいところ。
種類は3つ
ノーマルタイプに加え、アシストフックが増設された「ツイン噛む」、ヘッドにブレードが付いた「ビリビリ」の3種類がラインナップされています。
今回は、ノーマルとツインカムの2つを使ってみます。
実釣開始！
では、太刀魚ゲッターの実釣性能を試していきましょう！
キビナゴをセット
パッケージの説明通り、太刀魚ゲッターにキビナゴをセットします。
固定ピンにキビナゴを置くように刺して、上側のストッパーでロック。
たしかに、所要時間5秒ぐらいで簡単にセットできました！
ただ巻きで誘う
テンヤをキャストしてただ巻きで誘います。
投げたときにキビナゴが千切れるのではないかと不安でしたが、かなり強く投げても大丈夫でした。
キタ！
ゆっくり巻いている手元に「ガツン」と伝わる本気食いなアタリ！
ルアーのようにトリプルフックが付いているわけではありませんが、しっかりとフッキングしてくれました。
連続でヒット！
さらにタチウオがヒット！
太刀魚ゲッターなかなかやるなぁ……。
短時間で好釣果
短時間での釣行でしたが、ご覧の通りの十分すぎる釣果！
乗らない小さなアタリも数多くあり、太刀魚ゲッターの実力をひしひしと感じました。
使ってみた感想
太刀魚ゲッターを使って感じたことがいくつかありましたので、感想をレポートします。
エサのセットが楽ちん
時短テンヤの名の通り、キビナゴのセットはとっても早くて簡単でした。
針金をぐるぐる巻く必要もなく、かといって遠投してエサが落ちてしまうこともありませんでした。
真っすぐセットするのがポイント
キビナゴが曲がった状態では真っすぐに泳いでくれません。
エサを真っすぐにセットすることが大切なポイントです。
ゲーム性が高い
テンヤ釣りはルアーゲームのようにゲーム性がとっても高くて面白い釣りです。
太刀魚の棚を探ったり、巻くスピードを変えたりしてアタリを感じて掛けていくのはルアーゲームそのもの。
ルアーより断然釣れる！
周りにはルアーで釣りをしている人が多数いましたが、あきらかに太刀魚ゲッターが一番当たっていました。
正直、坊主の人も沢山いたので、ぼく自身も驚きです……。
あまりの釣れっぷりに、地元のおじさんに声を掛けられたほどです（笑）
エサのチェックはマメに
何度も投げていると、いつの間にかエサがボロボロになっていることがありました。
いい釣果を出すためにも、頻繁にエサのチェックをすることがおすすめです。
ウキ釣りとエサが共有できる
テンヤのエサとなるキビナゴはウキ釣りと全く同じもの。
ウキ釣り仲間とエサを共有することもできるし、ウキ釣りからそのまま太刀魚ゲッターに変更することもできます。
これはマジで釣れる。
使うまで知らなかったテンヤのパワー。しかし、使ってみると本当に驚きです。
エサの食わせ力とルアーのゲーム性を持ち合わせた太刀魚ゲッターは、ぜひ試してみる価値がありますよ！
画像提供：六畳一間の狼 SUU
