来週も気温高い予想 気象庁:高温に関する早期天候情報

7日(月)午後2時の気温分布

 きのう6日までの1週間は広い範囲で気温が高く、東北から九州で平年より2℃以上高い地域が多くなった。きょう7日も東・西日本は25℃を超えている地域があり、この時季としては気温の高い状態が続いている。あす8日(火)は暖かい空気の影響で、さらに気温が上がる見込みで、予想最高気温は東京や館山(千葉)、高知などで30℃、横浜や静岡などで29℃まで上がりそうだ。

7日(月)気象庁発表「早期天候情報」 出典=気象庁HP

 東・西日本、南西諸島にかけては、その後も暖かい空気に覆われやすい予想となっている。いったん平年程度の気温になる時期や地域もあるが、来週は気温が平年を上回る日が多くなる見通し。特に、九州南部・奄美は15日(火)頃から、東海は16日(水)頃から、四国や九州北部(山口県含む)は17日(木)頃からの5日間ほどは、気温が平年よりかなり高くなる見込み。このため気象庁はこれらの地域に「高温に関する早期天候情報」を発表して、農作物の管理等に注意するよう呼びかけている。

早期天候情報とは

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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