深夜の純烈トーク、深い話に期待

「純烈」の新番組がスタート。正確には、それまで15分の番組内コーナーだったものが、60分に拡大してメインパーソナリティに昇格ということになった。番組は、東海ラジオの深夜放送『26時の歌謡曲』（月～金 26時～27時）で、純烈は月曜日深夜を担当。

第1回の放送では、改めてグループについての紹介トークを展開。その中で、これまでのプロフィール紹介の決まり文句である「元戦隊ヒーローや仮面ライダーを演じた元俳優を中心に・・・」などについて「もう、ええやろ」と、プロフィール紹介文廃止宣言を行った。そして、リーダーの酒井一圭が「酒井一圭とゆかいな仲間たちがお送りする総合エンタテインメントグループ」を提唱し、他のメンバーたちも同意した。

番組のメインコーナーは『26時のプロフィール』番組冒頭でプロフィール紹介文問題が決着したところで、あえての新コーナーとなった。ここでは、メンバーのうち一人をピックアップして、どんな人生を送ってきたか振り返る。初回は酒井の小学校6年までを振り返った。

酒井は大阪生まれで、3歳から東京暮らし。泣き虫だったそうだが、保育園年中から体格を生かし幅を利かせ始めたという。音楽リトミック系の保育園で音楽の基礎を学び、年長では鼓笛隊の指揮を担当し、その派手なパフォーマンスで注目された。この保育園でのヒーロー体験をきっかけに「『このジャンルで行ける。テレビに出たい』と思ったところがタレントへの原点」と酒井は話した。

「26時のプロフィール」のコーナーは、メンバーのこれまでが詳しく紹介されるので聞きものだが、このパターンで各メンバーが語っていけば、まずは十数回先まで続けられることになる。他のメンバーが知らなかった話もでるだろう。そして、深夜ならではのネタが出ることもあるだろう。期待したい。

『26時の歌謡曲』ほかの曜日のパーソナリティは、火曜日が、演歌歌手の中澤卓也。中澤は新パーソナリティ。

水曜日は、引き続き、同じく演歌の辰巳ゆうとが担当。初めからひとりしゃべりに落ち着きが感じられたが、さらに、まろやかさが増してきた。

木曜日は、東海ラジオ・歌謡曲主義パーソナリティの原光隆。9月までは、歌手の工藤あやのとのコンビだったが、10月からはひとりになった。

※放送情報は変更となる場合があります。