【ALDS】レイズがグレインキー攻略 被スイープ回避

【アストロズ3-10レイズ】@トロピカーナ・フィールド

敵地ミニッツメイド・パークでの2試合に連敗し、後のない状況で本拠地トロピカーナ・フィールドに戻ってきたレイズは、打線が奮起してアストロズ先発のザック・グレインキーを見事に攻略。ポストシーズンでは球団史上最多タイとなる4本塁打の一発攻勢でアストロズ投手陣から10点を奪い、10対3で勝利して被スイープを回避した。レイズ先発のチャーリー・モートンは、古巣アストロズを相手に5回3安打1失点の好投を見せ、勝利投手に(1勝0敗)。一方、アストロズが誇る「最強三本柱」の一角であるグレインキーは、3本のアーチを浴び、4回途中5安打6失点で敗戦投手となった(0勝1敗)。

初回にホゼ・アルトゥーベのソロ本塁打でアストロズに先制を許したレイズは、2回裏にケビン・キアマイアーの3ランで逆転に成功。3回裏に崔志萬(チェ・ジマン)のソロ本塁打でリードを3点に広げ、4回裏にはブランドン・ロウのソロ本塁打、オースティン・メドウズの2点タイムリー二塁打、トミー・ファムのタイムリーで4点を追加した。6回表に2番手のチャズ・ローがユリ・グリエルにタイムリーを浴びて2点を返されたものの、直後の6回裏にウィリー・アダメスのソロ本塁打で9点目。7回裏にはトラビス・ダーノウが犠牲フライを放ち、2ケタ得点に到達した。モートン降板後、2番手のローこそ2点を失ったが、3番手以降のブレンダン・マッケイ、オリバー・ドレイク、コリン・ポーシュは合計3回1/3を1安打無失点に抑えてアストロズの反撃をシャットアウト。投打が噛み合った快勝で、2008年以来11年ぶり2度目のリーグ優勝決定シリーズ進出に望みをつないだ。

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