福岡小で学級閉鎖 インフル集団感染 今季県内初 

 県厚生部は7日、インフルエンザとみられる集団感染で、高岡市福岡小学校の5年生1クラスが8~10日に学級閉鎖すると発表した。集団感染は今シーズン初めて。41週目での発生は昨季より4週早く、過去5年間と比べ最も早い。

 県厚生部によると、集団感染の発生が例年より早い理由は分かっていない。最新のデータとなる9月29日までの1週間に県内で報告された患者数は、定点医療機関当たり0.25人で、流行の目安となる1人を下回っている。

 ただ、全国では沖縄県や九州を中心に9月から流行しており、石川県でも9月中旬から流行期に入っている。

 福岡小では1クラス33人中7人が欠席した。毎シーズンの流行のピークは1月下旬から3月上旬ごろ。厚生部は手洗いの徹底や、十分な睡眠とバランスの良い食生活といった健康的な生活を呼び掛けている。

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