【NLDS】ナショナルズ2勝2敗のタイに シャーザー力投

【ドジャース1-6ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

本拠地ナショナルズ・パークでの第3戦に敗れ、後のない状況に追い込まれたナショナルズは、第4戦の先発を任されたマックス・シャーザーがドジャースを相手に7回4安打1失点の力投を披露。初回にジャスティン・ターナーのソロ本塁打で先制を許したものの、5回表に三者三振を奪うなど、その後は完全に立ち直り、自ら招いた7回表一死満塁のピンチも無失点で切り抜けた。打線はアンソニー・レンドンとライアン・ジマーマンがそれぞれ3打点を叩き出してシャーザーを援護し、ドジャースに6対1で勝利。ナショナルズは対戦成績を2勝2敗のタイとし、シリーズの行方はドジャー・スタジアムで行われる第5戦に持ち越されることになった。

1点ビハインドの3回裏にレンドンの犠牲フライで同点に追い付いたナショナルズは、5回裏にレンドンのタイムリーとジマーマンの3ランで一挙4点を勝ち越し。6回裏には再びレンドンが犠牲フライを放ち、リードを5点に広げた。シャーザー降板後は、2番手のショーン・ドゥーリトルが1回1/3、3番手のダニエル・ハドソンが2/3回を無失点に抑え、ドジャースの反撃を阻止。第2戦でのリリーフ登板から中2日で力投したシャーザーが勝利投手(1勝0敗)となり、ドジャース3番手のフリオ・ウリアスに黒星が記録された(0勝1敗)。なお、ドジャースの前田健太は、同点に追い付かれた直後、3回裏二死満塁の場面で2番手として登板。このピンチでハウィー・ケンドリックをサードゴロに打ち取り、1回1/3を無失点に抑える好リリーフを見せたが、チームの勝利には繋がらなかった。

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