「能面の実物を見て知って」 杢忠庵能面展 10月12日から14日

▲矢次杢忠作小面

 山口市内在住の能面師・根付師の矢次杢忠さんによる「杢忠庵能面展」が川元ビル1階(山口市中央2)で10月12日(土)から14日(月・祝)まで開催される。時間は午前10時から午後5時(最終日は4時)までで、入場無料。

 矢次さんは、1937年山口市生まれの82歳。山口市中尾に工房「杢忠庵」を構える。過去に制作した能面は、国立能楽堂で使用されたほか、根付は1997年日本象牙彫刻展で新人賞を受賞した。現在も制作を続ける傍ら、能面教室を主宰している。

 今回の展示会では、矢次さんと、教室に通う生徒の作品約20点が並ぶ。「実物を見て、日本の伝統工芸である能面がどのようなものか知ってほしい。なお、専用駐車場は会場に用意されてないため、来場は、公共交通機関か近隣有料駐車場をご利用ください」と矢次さん。

 問い合わせは、同庵(TEL083-925-3043)へ。

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