米倉涼子が低髄液圧症候群を患ったことを告白。「ちょっと優しい大門になっているかも」

テレビ朝日系で10月17日にスタートする連続ドラマ「ドクターX ~外科医・大門未知子~」(木曜午後9:00)第6シリーズの制作発表記者会見が行われ、主演の米倉涼子ほか、豪華共演陣が登壇した。

同シリーズはフリーランスの孤高の天才外科医・大門未知子(米倉涼子)が日本最高峰の大学病院「東帝大学病院」を舞台に活躍する大人気医療ドラマシリーズ。約2年ぶりの新シリーズに米倉は「やっぱり久しぶりなので緊張しますし、皆さんにお会いできてうれしいです」と笑顔を見せると、「実はこのドラマの前にアメリカと日本でミュージカルをやっていたんですね。ですが、その1カ月前に低髄液圧症候群にかかりまして、2週間は安静という状態でした」と大病にかかっていたことを告白。「舞台はもちろん、ご飯を食べるだけでも気持ち悪くなるぐらいで。このまま『ドクターX』もできなくなっちゃうんじゃないかっていう時に、監修をしていただいている脳外科の先生にご相談しに行って。いろいろアドバイスもいただき、処置もしていただき、またアメリカに行っている時もご紹介いただいて、なんとか舞台に立てるようになったんですね。この場を借りてお礼を申し上げたいと思います」と感謝の言葉を述べた。

この経験は大門未知子の演技にも生かされているようで、「前シリーズの最後に大門が大病をしたんですけど、『医者も患者になるべきだ』っていうセリフがあったんですね。私は本当の医者じゃないのですが、医者に頼る気持ちとか的確なアドバイスや処置をすぐに求める気持ちが療養中に心の中で実感できたんです。今回は今までよりちょっと優しい大門になっているかもしれません」とほほ笑んだ。

今シリーズの大門について、オペの撮影に居合わせた鈴木浩介は早速米倉の進化を実感したようで、「久しぶりに撮影が始まって、大門先生の『私、失敗しないので』というセリフをオペ中で聞く回があったんですけど、鳥肌が立ちました。米倉さんのすごみというか覚悟というか。とにかく威力がすごいです。視聴者の皆さんの感想が今から気になります」と絶賛した。

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