スパイクブーツとは?
スパイクブーツは、長靴のような履き口が長いタイプの靴のソールに、金属のピンを打ち込んだ履物です。
足元が濡れていることの多い釣りの現場では、滑って転倒してしまう危険と隣り合わせ。しかし、スパイクブーツを履くことで地面とのグリップが向上し、スリップを防ぎやすくなります。
スパイクブーツは何故必要?
とくに、地磯や沖磯は波を被る機会が多く、海藻や苔などが付着しています。例え足場をしっかり確認しながら移動していても、足を滑らせてしまうことがあるでしょう。
釣りに集中しているときは更に危険です。足を滑らせて落水してしまうと、波に飲まれてあっという間に沖に流されてしまうかもしれません。
スパイクシューズを履くことは、安全のために必須なのです。
ブーツタイプのメリット
肌寒い季節には、ブーツタイプのほうが風を防いで暖かいというメリットがあります。また、波をかぶっても浸水の心配がないことや、手入れの簡単さも魅力です。
また、移動中に脛を岩にぶつけてもブーツが守ってくれるため、怪我をする心配がありません。
スパイクブーツの選び方
スパイクブーツを選ぶ時に抑えておきたいポイントを紹介します。
ラジアルスパイク
出典:シマノ
ラジアルソールにスパイクを埋め込んだラジアルスパイク。凹凸の多い場所を歩く場合に向いています。
フェルトスパイク
出典:シマノ
フェルトスパイクとは、ウェーダーなどのソールにも良くみられる「フェルトソール」にスパイクが打ち込まれたタイプです。苔の生えた岩場などに適しています。
サイズ感に注意!
面積が大きくなるブーツタイプ。サイズが合っていないと歩きにくくなり、かえって危険です。
購入前に試着をしたり、ある程度履き慣らしたりして使用するのがオススメです。
次項 > オススメスパイクブーツ5選
磯釣りに最適!スパイクブーツ5選
ここで、釣りにオススメのスパイクブーツを5点ご紹介します。
シマノ スパイクブーツ FB-005S
カラーは1色、サイズは24.0センチから28.5センチまでの展開で、S/M/L/LL/3Lから選択が可能です。
ソールには34本のピンが埋め込まれた、ラジアルスパイクタイプのブーツです。安い物では6千円台で手に入れることが出来ます。
シマノ サーマル・スパイクブーツ FB-007R
クロロプレン素材やエアー断熱ソールが採用された、保温機能に優れたラジアルスパイクブーツです。
ふくらはぎ部分は、重ね着に対応させやすいワイドタイプになっており快適そうです。秋や冬などの寒い時期に最適な1足。
双進(SOSHIN) RBB スパイクブーツロング No.8774
足とのフィット感に期待の双進製ラジアルスパイクブーツです。窮屈さを和らげる幅広設計が採用され、足の甲部分を低く設定することで歩行時のズレを軽減しています。
サイズは(S)24.5/(M)25.5/(L)26.5/(LL)27.5センチの4サイズ展開となっています。
タカミヤ WAフェルトスパイクブーツ
安い物だと4千円台で手に入れることのできる、コストパフォーマンスに優れたタカミヤ製フェルトスパイクブーツです。
安定感があり、抜けにくいコの字型のスパイクピンを採用。さらにキックオフ機能を搭載しており、脱ぎやすい点も魅力です。
マルゴ プロレインスパイクM-31
大正8年創業の老舗足袋メーカー、「マルゴ」製ラジアルスパイクブーツ。片足18本、実質36本の鋼製ピンを搭載しています。
安い物は3千円台というお手頃価格設定や、24.5~28.0センチまでの7サイズ展開が嬉しいですね。
スパイクブーツでスリップ防止!
今回は、ブーツタイプのスパイクシューズのメリットや選び方、オススメの5アイテムをご紹介しました。
肌寒くなってくるこれからの季節の釣りに、ブーツタイプのスパイクシューズを是非試されてみてはいかがでしょうか?