EMPiRE☆3rdシングル「RiGHT NOW」をリリース！

EMPiRE☆3rdシングル「RiGHT NOW」をリリース！

2017年8月に覆面姿で始動を宣言して話題となったアイドルグループ「EMPiRE」。’19年4月からは新体制での活動を始動。ツアーを成功させ、10月16日には満を持して3rdシングル「RiGHT NOW」をリリースする。クールなだけじゃない、彼女たちの素顔に迫った。

──2017年の結成当初は、各メンバーのTwitterフォロワー数が1万人にならなければ顔出しできなかったり、その後もメンバーの脱退や新メンバーの加入など紆余曲折がありましたが、今年4月からはこの6人での活動が続いています。

MAYU「今は、この6人で突っ走っていこうという気持ちです。自分たちには自分たちの良さがあると思うので、私たちだってかっこいいんだっていう自信をしっかり持って進んでいけるようにしたいと思っています」

──ライブでのパフォーマンスでは、そのかっこよさがしっかりと表現されていますよね。

YU-Ki「ビジュアル的にクールな印象を持たれるかもしれないんですけど、内面的にはかなり熱いし、ライブもハードなパフォーマンスをしているグループなんです」

NOW「EMPiREにはかっこいい曲もあればかわいい曲もあって、音楽性の振り幅がかなり大きいんです。いろんなアイドルがいていいんだって、アイドルの幅を私たちが広げられたらいいなって思っていますね」

MAHO「音楽性やパフォーマンスだけじゃなくて、存在感や自分たちの考え方の部分でもアイドルの枠組みを超えていきたい！」

MiKiNA「見た目はクールかもしれないけど、明るい人間性のメンバーばかりなので、そういうギャップも見せていきたいですね」

MiDORiKO「一緒にいると、JKみたいな雰囲気がするなって思います（笑）。あと、誰かが1人だけ特別に目立つ感じじゃないのも、逆に私たちの個性かなと思いますね。身長も、全員160センチ前後でほぼ一緒だし（笑）」

──10月16日リリースの3rdシングル「RiGHT NOW」は、そんな現在のEMPiREのかっこよさや熱さが詰まった楽曲に仕上がっています。

MAYU「前回のシングル（「SUCCESS STORY」）もエレクトロでロックな曲だったんですけど、今回はより電子音が増えていて、ライブで絶対に盛り上がる曲になったと思います」

NOW「ラップの部分が悪魔の叫び声みたいで（笑）、今までにない曲ですね。私もどんどんライブで歌いたいです！」

MiDORiKO「仮歌の時、ラップのあとに“ジョワッジョッジョワ”って謎のフレーズが入ってたんですよ（笑）。ただ、それは本番のレコーディングでは入れなくてもいいフレーズだったんです。だけど、なんかいい感じだったので、それをそのまま生かしてもいいですかってお願いして、実際にレコーディングさせてもらいました。なので、そこはぜひ聴いてほしいです（笑）」

YU-Ki「歌詞には、自分たちの今にリンクしている部分も多くて、聴くたびに自分も励まされます。『やる以外ないでしょう』って、毎回毎回、限界突破してこの6人で走り抜けていく決意というか、聴いていると強い気持ちになって、内側からメラメラと闘争心が生まれてきます」

MAHO「私も歌詞にはすごく共感するし、今の自分に必要なモチベーションが歌われているなって思いますね」

MAYU「（J×S×K名義で歌詞を書いている、プロデューサーの）渡辺（淳之介）さんからの、私たちにこういう姿勢でいてほしいという気持ちも感じます」

MiKiNA「この曲を歌うためには、強い姿勢を持っていなきゃいけないし、せっかくのいい曲にふさわしい強い気持ちを持った存在でいたいなって思っていますね」

──カップリング曲の「NEVER ENDiNG」では、MiDORiKOさんが作曲のoniさんと共同で作詞をしていますね。

MiDORiKO「私、普段は悩みとかを人に言えるタイプじゃないんですよ。だから、歌詞で苦しい気持ちを書いちゃおうと思って、伸び伸びとぶちまけました（笑）」

──「伸び伸びとぶちまけた」って、最高ですね（笑）。

MiDORiKO「はい（笑）」

YU-Ki「ドリちゃんって、本当に弱い部分を見せたり話したりしないので、ずっと一緒に活動していても気付いてあげられないところもあったんです。今回、歌詞を通してドリちゃんの弱い部分に触れられて良かったなって思いました」

──ここからは、せっかくの機会なので隣にいるメンバーがどんなキャラクターなのか、読者に紹介していただけますか？

MAYU

「NOWは、一言で表現すると“陽キャ”です（笑）。すごく明るくて、子どもみたいだなって思います。素直だなって思うし、優しいんですよ。その優しさが、穢（けが）れのない優しさっていうか。自分は穢れがちょっと出てきちゃってるので（笑）、私もNOWみたいな穢れのなさを取り戻そうと。EMPiREに、新しい視点のメンバーが入ってきたなって思ってます！」

NOW

「私にも穢れは多少…いやまだないですね（笑）。ドリちゃんは、とにかく面白くて、一緒にいたら絶対飽きないし、脳みその大きさが2倍なんです」

──脳みそが2倍って？

NOW「そのぐらいワードがいっぱいっていうか、こういう考え方もあるんだな、発想が豊かだなって思います！」

MiDORiKO「YU-Kiちゃんも“陽キャ”でかまちょ。そして、グループのことをよく考えてる。でも、しっかりしてますよって前面に出してるわけじゃなくて、ちゃっかりしっかりみたいな感じです」

YU-Ki「MAHOちゃんは、才色兼備ですね。全てを兼ね備えてる方です（笑）」

MAHO「ちょっと（笑）！」

YU-Ki「あと、しっかりしてる部分と抜けてるところのバランスが絶妙です。私たちは年齢不詳設定なんですけど、MAHOちゃんは年上キャラで、私たちのイジりを受け止める心の広さがあります。ほかにも、ライブ写真に面白いものが多いとか、ツッコミどころが多くて一緒にいても飽きないですね」

MAHO「MiKiNAちゃんは、自分の見せ方をわかってる人です。この仕事をする上で、それは才能だと思うんですけど、ライブとかでも表情の作り方だったりが6人とも同じような見せ方だったら目立てない。その点、MiKiNAちゃんは感情が分かりやすいんです。それは普段の生活でもそうで、嫌なことがあったら嫌って言うし、ありがとうとか感謝も伝えてくれるし、すごく素直ですね」

MiKiNA「MAYUちゃんは、一言でいうとストイック。考えることを諦めない人だなって思います。あと、メンバーのことを一番見ている人だなって思いますね。自分の中でできた悩みとか不安を、一人で考えるところまで考え抜いて、それをちゃんとメンバーに提示してくれる人なんですけど、そういう人が1人いるだけでグループの芯がしっかりすると思うし、ありがたいです」

MAYU「ケータイのメモ機能に考えていることを書いて、みんなに送り付けちゃうんですよ」

YU-Ki「いつ寝てるんだって思うぐらい、四六時中送られてきますよ（笑）」

MiKiNA「みんなが考えるきっかけをくれる人です」

──そんな皆さんがEMPiREで活動を続ける原動力を教えてください。

YU-Ki「私はずっと流されて生きてきたタイプなので、自分の存在価値というか、“自分がいる”ということを認めてもらえている感覚をEMPiREにいることで持てています。特に、ライブでは自分の全てを出し切っている感じがあるんです。ライブをしていると、私は今、生きているなってすごく感じます」

NOW「もともとの自分は無駄なことで悩んでしまう性格で、マイナス思考になっちゃったりもするんですけど、EMPiREでパフォーマンスをしているときはそれだけに集中できる。だから、私の原動力はここでダンスができることです」

MiDORiKO「勉強とかで分からないことが分かるとめちゃくちゃ気持ちいいと思うんですけど、私は勉強ができないのでそれがなかなか味わえないんですよ。でも、この仕事だと自分から動いてやることが全部自分につながってプラスになるので、分からないことが分かる気持ち良さが味わえます。自分でいろいろ考えて、つなげて、その快感を繰り返すのが原動力ですね」

MAHO「今の私は、歌を歌うことがめちゃくちゃエネルギーになってます。その中で、かっこいい自分に行き着くためのことを考えてるのが原動力です」

MiKiNA「基本、能天気にその場に適応して生きていたんですけど、そうじゃなくてあえて自分を突き詰めなきゃいけない場所に行きたいと思って、この世界で活動したいと思いました。無理やりにでも自分を強くしたかったというか、自分の武器を見つけていくというか、そうやって自分を強くしたかったんです。私の場合は、その気持ちがエネルギーになっています。今は、考え方も変わってきて、全部が前向きにいい方向に向かっていると思います」

MAYU「私、なんかむしゃくしゃするんですよ。むしゃくしゃするからやりたかった。ただただそれだけですね。高校辞めて家に引きこもってて、なんかやりたいって思ったっていうか、不満ですよね。自分にも自分以外にも、全てにむしゃくしゃしてて。なんだこのクソって。でも、このむしゃくしゃしてる自分ってパワーがあるわけじゃないですか。このエネルギーを何かに生かしたいと思って、この場所を目指しました。何をしても、鳴り止まないむしゃくしゃなんですよね（笑）。だから、このむしゃくしゃをいいことに消化できそうだし、変なことしないうちにって（笑）」

YU-Ki「良かった！ こいつは入れないと変なことしてたかもしれない（笑）」

MAYU「むしゃくしゃがなくなるまでは、この活動を続けると思います。でも、どんどんむしゃくしゃしてるんですよね（笑）」

──危ないですね（笑）。

MAYU「だから、どんどんどんどんやっていこうって。むしゃくしゃをプラスに変えていける仕事なので、ありがたいなって」

──最後に、今後の目標を教えてください。

YU-Ki「まずは、11月からスタートするツアーのファイナルのZepp DiverCity（12月19日）をしっかりと成功させて、いつかさいたまスーパーアリーナでのワンマンライブを実現させたいです！」

【作品情報】

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3rdシングル「RiGHT NOW」
10月16日リリース
￥8,030 カセット（スマプラ対応）＋Blu-ray［BOX仕様／PHOTO BOOK］
￥1,100 CD盤

【プレゼント】

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サイン入り生写真を2名様にプレゼント！

ハガキでの応募方法は「TVガイド」10／18号（P114）をご覧ください。
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取材・文／大久保和則 撮影／中村彰男