【東京湾シーバスレポートVol.1】使いこなせるルアーの数=釣れるシーバスの数!【2019年10月前半】 シーバス釣りの聖地とも言える東京湾。魚の数も多いと言われますが、釣り人も多い激戦区です。そんな東京湾のフィールドレポートを、Blue Blue高橋優介が定期的にお届けします。今回は秋の走りでもある10月前半のレポートです。

【2019/10前半】東京湾シーバスの釣況

秋爆とは言い難く、まだまだシーバスの釣れ方に波がある……といった状況です。

苦しい状況でバイトを引き出す術を覚えると、ハイシーズンでも数を伸ばすことが出来ます。秋本番への練習だと思い頑張りましょう!

レポーター

皆さん初めまして!

この度、東京湾のシーバスレポーターとなりました『高橋優介』と申します。

釣りの楽しさ伝えつつ、読んでタメになるような記事を書いていければと思っています!

実釣レポート

10月前半の東京湾。果たして状況はどうでしょうか?

釣果

シーバス 58センチ、55センチ

河川の明暗部にエントリーしました。

早々に浮いている魚を1尾キャッチ!

しかしその1尾のみで表層の反応がありません。ルアーチェンジし、ボトム付近をワームで探り1尾追加することが出来ました。

魚数が多ければもう少し表層で反応が続くはずですが……。まだハイシーズンとは言えないですね。

キーは“どれだけのルアー”を使いこなせるか?

今回の釣行結果ですが、ルアーローテーションによるところが大きかったように思えます。

使いこなせるルアーの数=釣れる魚の数……自分なりの引き出しは多いに越したことはありません!

Case1.上を意識している状況だった

シーバスのエサとなるベイトが上を泳いでいて、シーバス自体も上のレンジを意識していることが多いです。

流れがある河川では流れに負けて流されるベイトを演出しましょう!

川を正面に見て流れの上流側にルアーをキャスト、そこからルアーが下流に流されていきターンを終えるまでがチャンスです。この時ルアーの動きが死なない程度にゆっくり巻く事がコツです。

口で言うのは簡単

よくシーバス釣りで耳にする「ルアーを流す」と言う表現。

口で言うのは簡単ですがルアーによって適正な流れは違うし、流れの速さによってリーリングスピードも異なります。

正直、これは実戦で身につけるしかありません。シーバスからの反応を得て「このルアーはこの流れが得意で、このくらいのスピードで巻けば釣れる」と言うのを体で覚えていきます。

これはまた別の機会に詳しく解説できればと思います。

ヒットルアー

Case2.表層で反応がなかったら?

「表層で反応がない、昨日までいたベイトが見えない」最近の東京湾奥あるあるです。

俗に言う「渋い」と言われる状況。しかしこんな時でもシーバスは自分の目の前にエサが流れてくるのを待っています。

ベイトを果敢に追っている状況ではないので、ルアーをシーバスの目の前まで持って行かなくてはなりません。

難易度はグッと上がります。

しかしこんな時こそレベルアップのチャンス!!

渋い状況=ストライクゾーンが狭いと考えてください。

状況にあったルアー選択、狙った所に落とせるキャスティングの精度、ルアーのより自然な流し方が必要になってきます。

渋い状況で釣れる釣り方こそ

警戒心の強い魚に口を使わせるということはそれだけ自然なアプローチが出来ている証拠です。

表層で反応を得られなくても、バイブレーションやワームを使用しボトム付近を丁寧に流していきましょう。

短距離から遠距離、表層からボトムまでしっかりと探れる人が、渋い状況でも魚を手にします。

そしてその力はハイシーズンにより多くの魚を獲る技術にも繋がります。

タックル

■ロッド

BlueBlue プロトモデル 9.9フィート

■リール

シマノ ヴァンキッシュ4000MHG

■ライン

東レ シーバスPE0.8号

■リーダー

東レ パワーリーダー20ポンド

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