三浦市消防操法競技大会が5日、同市の城ケ島で開催された。
48回目を数えた今大会には、市内の消防団12部隊53人が出場した。小型ポンプ操法とポンプ車操法の2種別で防火水槽から吸水し、火災現場を想定した標的を目掛けて放水するまでの手順を実演。正確性やタイムなどを競った。
今大会には会社員の大隅彩子さん(39)が女性で初出場した。大隅さんは同市南下浦町上宮田地区を管轄する第7分団に昨年4月に入団。第7分団は1カ月ほど前から、夜間2時間の練習に週5日取り組んできたといい、ポンプ車操法の種別で2大会連続で優勝を飾った。
個人賞も受賞した大隅さんは「今回の経験を生かし実際の災害現場でも落ち着いて素早く行動したい」と話し、第7分団長の加藤祐作さんは「訓練通りできた」と喜んだ。
小型ポンプ操法では、初声町三戸地区を管轄する第12分団が優勝した。