F1ドライバー ニコ・ヒュンケンベルグも絶賛の完成度!
このクルマの開発に携わったという、ルノーF1チームのニコ・ヒュンケンベルグ選手は、メガーヌR.S.トロフィーの印象を尋ねられると「引き締まった足まわりとハンドリングが素晴らしい。とくにワインディングでのパフォーマンスはピカイチで、コーナでも素早いうえ、安定している。どこまでも運転したくなる一台」とコメント。
メガーヌR.S.比で20psアップした最速モデル
今回追加されたメガーヌ R.S. トロフィーは、MT/EDC(デュアルクラッチトランスミッション)モデルをそれぞれラインアップする。メガーヌR.Sと同じ1.8L直4ターボエンジンを搭載するものの、21ps向上した300psを発揮。最大トルクはEDCモデルで420N・m(42.8kgm)/3200rpm、MTモデルは最大トルク400N・m(40.8kgm)/3200rpmとそれぞれパワーアップした。
F1マシン由来のパーツも多数採用
F1マシンにも採用しているセラミックボールベアリングシステムを採用し、アクセルレスポンスを向上。そのうえ、メガーヌR.Sに搭載しているスチールベアリングシステム比で摩耗を1/3に低減する。
シーンに併せて排気音を変更できる「アクティブバルブ付きスポーツエギゾースト」を採用し、街中ではジェントルに、サーキットなどではスポーティなサウンドを奏でるという。
サーキット走行を考えた専用装備が盛りだくさん!
エンジンの専用チューンや新しいスポーツエギゾーストの他、専用設計のレカロシートを前席に装備。こちらはヘッドレスト一体式を採用し、1脚あたり23.5kgの軽量化に貢献。サーキット走行を見据えたトロフィーの名に恥じない内容となっている。
そのほか、アルカンターラとナッパーレザーを組み合わせた専用ステアリングやレッドの挿色が特徴的な19インチアロイーホイールなど、レーシーな雰囲気に仕上がっている。
【筆者&撮影:MOTA編集部】