コスト増響き赤字 三光合成第1四半期

 三光合成が9日発表した2020年5月期第1四半期(19年6~8月)連結決算は、増収となったものの、北米で新規受注品のライン構築に伴う費用がかさみ経常、純損益とも赤字となった。経常損失は11年ぶり、純損失が4年ぶり。

 売上高は前年同期比0.5%増の129億8千万円、営業利益が74.4%減の1億2千万円、経常損失が2千万円(前年同期・3億9200万円の黒字)、純損失が4500万円(同・3億2500万円の黒字)だった。

 地域別売上高は日本が1.9%増、欧州が15.6%減、アジアが2.9%減、北米が30.4%増。

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