145点見応え十分 氷見市美術展開幕

解説を聞きながらじっくりと作品を鑑賞する来場者

 第57回氷見市美術展は9日、市ふれあいスポーツセンターで開幕し、日本画、洋画、彫刻工芸、書、写真の5部門に出品された145点が訪れた人を引きつけている。13日まで。

 洋画部門で北日本新聞社賞に選ばれた森多加子さん(窪)の「アンジャールの遺跡」(100号)などの大作もあり、見応えある内容となっている。

 開会式で西川扇博同展運営委員長が「心が豊かになる空間を市民一人一人に見てもらいたい」とあいさつ。鎌仲徹也市教育長、荻野信悟市議会議長、京田賢氷見商工会議所専務理事が祝辞を述べた。

 会場では部門ごとに作品解説があり、訪れた人はじっくりと鑑賞していた。

 表彰式は12日に行われる。北日本新聞社後援。

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