県警は10日、富山市高島の県警察装備センターなどで大規模災害による倒木、浸水などを想定した訓練を実施し、機動隊員や県内各署の警備課や交通課の警察官ら約60人が正しい対処法の手順を確認した。
強風で木が倒れ、道路が通行できないケースを想定しチェーンソーを使って切断する訓練や停電で信号機が動かない場合に備えて、実際に交差点の信号を停止させ、手信号による交通整理も行った。
県警警備課の杉井仁課長補佐は「万一の時には迅速に対応し、県民の生活の安全を確保したい」と話した。
千葉県では台風15号の影響で大規模な倒木や広範囲にわたる停電など深刻な被害が出ている。