ベイスターズのエドウィン・エスコバー(27)、エディソン・バリオス(31)の両投手が10日、羽田空港から帰国した。来日4年目でキャリアハイの成績を残したエスコバーは「シーズン前に目標にしていた70試合登板に到達できた。いいシーズンだった」と振り返った。バリオスは米国での挑戦も視野に入れていると明かした。
エスコバーはリーグ最多の74試合に登板して防御率2.51。連投を好む鉄腕ぶりを発揮してリリーフ陣を支えた。球団は来季の残留を要請しているが、本人も「メジャーは今のところ考えていない。横浜というチームは第二の家族のようなもの。日本シリーズにチームを導けるよう1年間頑張りたい」と熱望した。
2週間、体を休めた後は、新居を構えた米国マイアミ州で来季へトレーニングを再開する。
バリオスは先発で3試合に登板し、クライマックスシリーズ(CS)にも出場した。「終盤は状態が良かったし先発もできると見せられた。思い描いたシーズンにならなかったが与えられたチャンスで精いっぱいできた」と笑顔を見せた。
来季の去就は未定だが「日本で長い間プレーしているのでチャンスはあるかもしれないが、米国で何ができるか試したい気持ちもある」と語った。