富山駅の南口と北口をつなぐ仮設自由通路の幅が10日、5メートルから20メートルに暫定的に広がり、利用客からは歓迎の声が聞かれた。
この日から13日まで富山市で開かれ、県内外から約1万人の参加を見込む日本青年会議所(JC)全国大会富山大会に合わせた措置。駅構内の工事が続くため、大会終了後は約10メートルに縮小される。
来場者の案内を担う富山青年会議所の河原史明さん(40)は「開放的な雰囲気になった。『ここをまっすぐ』と言えばいいので、会場のオークスカナルパークホテル富山の場所も伝えやすかった」と喜んだ。
駅の南北を走る路面電車が駅高架下で接続する来年3月には、幅約38メートルの通路が完成する。