世界中を釣り歩いたボクが思う「釣り人の楽園TOP5」
釣り人の楽園。なんと魅力的な言葉でしょうか。たくさんの魚、美しい自然……。
釣り人なら誰しも楽園といえる釣り場に立ちたいと願うでしょう。
今回は世界を渡り歩いた私、ビックリマン高田が「これぞ楽園!」と思う地を
『釣果・日本からのアクセスのよさ・環境・食事』など
様々な角度から選定した“釣り人の楽園”TOP5としてご紹介します!
楽園案内人
ビックリマン高田
海外釣行ガイドが生業で、年間300日ほど釣行を行うプロガイド。世界の国々から日本各地まで日々釣り歩いています。
5位
タイ(Thailand)
海外遠征先の中でもトップクラスの「安・近・短」な楽園
東南アジアの微笑みの国タイランド。ここは釣り人が思わず微笑んでしまう楽園です。
海外と言えば”遠くて、時間もお金も必要で、危険なことも多いなど、敷居が高いイメージがありますが、タイランドはそんな海外に対するネガティブなイメージを払しょくする国です。
東京から飛行機で直行便7時間、他の国に比べると比較的安価に釣りを楽しむことができて、治安もよい。そして簡単に大きな魚に出会うことができます。
世界中の怪魚が狙える釣り堀
タイには世界中の魚が放流されている釣り堀があります。そこではなんと世界最大の淡水魚であるピラルク、巨大ナマズのメコンオオナマズまでも釣ることができるのです。
そんな怪魚たちを一度に狙えるタイランドは楽園と言えるでしょう。
日本人の口に合うと言われているタイ料理。当然のことながら本場は絶品の一言。
4位
マレーシア(Malaysia)
釣り人の夢!カジキがいつものタックルで入れ食い!
イスラム教の国・ツインタワー・ジャングル・美しい海。そしてマレーシアといえばカジキです。
マレーシアでは大物の代名詞であるカジキを、日本でシイラを釣る時に使っているようなライトなタックルで釣ることができるのです。
時速100km越え!バショウカジキは世界屈指のスピードスター!
マレーシアで釣れるカジキは、バショウカジキと呼ばれる種類で、セイルフィッシュとも呼ばれています。
カジキの中では小型種になりますが、成人男性よりも体長が長いことも。
そして何より、他のカジキを含むすべての魚の中で“泳ぐ速度が最速”であるということも魅力の一つ。
竿先から出ているラインとは全く異なる場所でジャンプするといったような、驚異的な速さを誇ります。
3位
メキシコ(Mexico)
ビッグバスの聖地
ブラックバス釣りをする人にとってのメキシコはまさに楽園。
メキシコには、フロリダバスという最も大型になるブラックバスの種類が生息しているため、バサーの夢であるロクマルの可能性も高いのが大きな魅力。
写真は筆者の65cmの5キロオーバー。遠征でこんな魚が釣れてしまうのだから堪りません。
ワームがなくなるのが心配になるほど釣れる!
サイズも魅力ですが、数も日本では考えられないほど釣ることができます。
あまりの釣れっぷりに、沢山持ってきているはずのワームがなくなてしまうんではないかと心配になるほどです。
美味しい料理や、豪華なホテルもメキシコの魅力です。
タコスなどに舌鼓を打ち、プール付きの豪華なホテルでリゾートの楽しさも味わうことができます。また美しい街並みも心に染みるでしょう。
2位
カリマンタン島(Kalimantan/Indonesia)
これぞ楽園!想像通りの入れ食い海外釣行
カリマンタンとは、インドネシアの島。フィリピンの南に位置する島です。ここの魅力はなんといっても日本から近いにも関わらず、怪魚が入れ食いのパラダイスであるということです。
雷魚族を中心に、アジアの人気魚種のほとんどがとても濃い密度で生息しています。トップウォーターが爆発し続ける想像通りの海外釣行を味わうことができるでしょう。
魚だけでなく雄大な自然そのものも魅力的。全ての動植物のすばらしさを感じられる豊穣な釣り場です。
1位
北海道(Hokkaido/Japan)
世界で最も釣れる釣り場の1つ
ランキングの1位はなんと日本。もちろんこれは本音です。とにかく釣れる。海も川も魚が豊富に生息しています。
トラウトは海にも川に生息し、底を叩けばロックフィッシュが遊んでくれる豊かさ。
あまりの釣れっぷりに学生時代は夏休みを丸々使って北海道で過ごしたほど。
こんな場所にパスポートなしで東京から1時間30分飛行機に乗るだけで着けるなんて……まさに楽園です。
沢山釣れるだけでなく、貴重な魚も沢山生息しています。
その代表格が日本三大怪魚に数えられるイトウ。国内なのに非日常が味わえる最高の楽園です。
魚に勝るとも劣らないのがご飯のおいしさ。
海鮮をはじめ北海道は魅力的なグルメだらけ。釣りをしない人にとっても楽園と言えますね!
楽園に魅せられて
釣り人なら誰しもが憧れる楽園。いまだあなたが知らないだけで案外近くにあるかもしれません。
まだ見ぬ楽園を夢見た、僕の旅はこれからも続きます。