「警視庁・捜査一課長」で乙葉が“おもてなし”刑事に! 恒例のあだ名には「新しい感じだな(笑)」

テレビ朝日系で10月13日放送のスペシャルドラマ「警視庁・捜査一課長」(午後9:00)で、乙葉が刑事役に初挑戦する。

同作はヒラ刑事からはい上がってきた、たたき上げの捜査一課長・大岩純一(内藤剛志)と捜査員たちの熱き奮闘を描く人気シリーズで、乙葉が演じるのは青山署の刑事・須村順子。彼女は亡き父から、“人間は思いやり、つまりおもてなしの心が大事”と教えられ、人々を優しさで救うために刑事になった女性。事件を追ううち、大岩と順子はある人物に疑いの目を向ける。それは、接客コンテストの頂点に君臨する“おもてなし名人”バスガイドの御殿山里美(雛形あきこ)だった。

警察官役はドラマ「逮捕しちゃうぞ」(2002年/同系)で経験があるという乙葉だが、刑事という役どころは今回が初めて。緊張しながら撮影初日を迎えた乙葉だったが、「内藤さんをはじめ、皆さんが温かく迎えてくださって。内藤さんが『出来上がったチームに入ってくるのって大変だよね…』と話しかけてくださり、少しでも自然にいられるようにとコミュニケーションをとってくださったので緊張が解けました」と内藤流の“おもてなし精神”で迎えられたことを明かした。

また今回の撮影は、先輩である内藤から学ぶことが多かったそうで、「『共演者みんなで語り合うことによって、その空気感が必ず視聴者に伝わる』など、本当に心に残る言葉が多くて。これからの私にとってためになるお話ばかりでした」と感謝の言葉を述べた。

そんな中、「警視庁・捜査一課長」シリーズでは、大岩一課長の右腕となる女性刑事のニックネームの命名がファンの間では注目されているが、順子につけられたニックネームは「スムージー」。これまで大福、最中、ババロア、チョコ、ヨウカン、和菓子、アンコなど、甘いものシリーズが恒例となっていたため、これには乙葉も「確かにこのシリーズにしては新しい感じのあだ名だなと思いました(笑)」と意外性を感じた様子。「でも、スムージーって相手の体を心配したり、体の調子を整えたい時などによく作るものだと思うので、おもてなし刑事の順子にはピッタリのあだ名だと思うようになりました」とすっかりなじんでいるようだ。

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