県は13日午前、黒岩祐治知事を本部長とする台風19号の災害対策本部会議を開き、被害状況を把握し早期復旧に全力を挙げる方針を確認した。前日夜に続き2回目。
同本部によると、13日午前7時半現在、県内では4市町村で避難指示、8市町村で避難勧告が出されているほか、県内全域で740カ所の避難所が開設され計1万人超が避難している。
会議では県内の被害状況が報告され、関係機関と連携した情報収集や被災者支援策を確認。被災情報を県民からメールで受け付ける窓口の開設を14日朝から13日午後に前倒しすることも決めた。
知事は「詳細な情報がなかなか把握できなかったのが先月の台風15号の教訓。災害時は情報が鍵を握る。県内の隅々に目を光らせてほしい」と指示した。