西九州小中学生書道大会 上位入賞者に賞状

徳永社長から文部科学大臣賞の賞状を受け取る長崎市立岩屋中3年の小山さん=長崎新聞文化ホール・アストピア

 第69回西九州小中学生書道大会(長崎新聞社、長崎新聞文化ホール主催)の表彰式が13日、長崎市茂里町の長崎新聞文化ホール・アストピアであり、上位入賞した子どもたちに賞状と記念品が贈られた。
 県内外の小中学生3402人が応募。7月の1次審査で地区代表に選出された394人が、8月に県内5地区で行われた即席大会に臨んだ。学年別の課題を制限時間内に手本なしで書き上げた作品から、長崎書道会の審査員が各賞を選んだ。4人が最高賞の文部科学大臣賞に輝いた。
 表彰式で長崎新聞社の徳永英彦社長は「書道を通じ礼儀や冷静な心、集中力などさまざまな力を養ってほしい」とあいさつ。長崎書道会の田口瑞峰学生部審査委員長は「これからもしっかり準備をして結果を残すよう頑張ってもらいたい」などと講評した。
 文部科学大臣賞を受けた長崎市立岩屋中3年、小山陽楽さん(14)は「これまで書道を続けてきたことが大事で、先生方に感謝したい」と喜びを語った。

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