ベイトリールは右巻き?左巻き?
バス釣りをはじめ、最近では幅広いルアー釣りで使われているベイトリール。
そして、いざベイトリールを購入しようとすると、ある1つの悩みに直面することでしょう。
右ハンドルと左ハンドルがあるぞ……と。
そう。ベイトリールはハンドルの交換ができないので、最初に左右どちらを買うか選ばなくてはいけないのです。
最初の1台は“利き手のハンドル”がおすすめ
はじめてのベイトリールを購入する際にどちらを選べばいいのか?
それは、自分の利き手と同じハンドルを選ぶこと。(右利きなら「右ハンドル」。左利きなら「左ハンドル」)
これまでベイトタックルをはじめて扱う人たちに沢山出会ってきた、プロガイド・ビックリマン高田の答えです。
それはなぜか?
理由①:キャストが決まりやすい!
利き手のハンドルのリールを使ったほうがキャストが正確に決まりやすいです。
その理由は重心にあります。利き腕を使って投げるひとが多いと思いますが、その際、ハンドルやギアボックス(リールの部品が入っている場所)が上空を向きます。
利き手の逆のハンドルだと、重さを必要以上に感じ、キャストのブレに繋がります。
結果、利き手ハンドルのほうがキャストがきっちり決まるのです。
理由②:持ち替えがスムーズ
ベイトリールはキャストとリーリング時では持ち方が異なります。
そのときにも、利き手のハンドルを使うメリットが生きてくるんです。ここがとっても重要。(その辺は動画で詳しく解説します)
理由③:一定のリズムで巻ける
シンプルなのに難しいテクニックがタダ巻き。
これも利き手でハンドルを回すことで、より安定したリズムで巻けるのです。
とくにクランクやミノーなどの巻物、ソフトベイトでも泳がせる場合には、より安定したリズムが必要となりますよね。
左右のハンドルのベイトタックルを所有し、どちらも慣れているはずの筆者も一定に巻くときには利き手でハンドルを巻くほうが遥かに安定するのです。
他にもこんなことを解説してます!
筆者は右利きですが、ときに左ハンドルを使うことがあります。
持ち替えずにそのままリールを巻けるという、速さのアドバンテージを重視する場合など、デメリットを理解した上で利き手と逆のハンドルを使います。
動画はこちら!
画像提供:Transcendence
この記事を書いた人
ビックリマン高田
海外釣行ツアー会社ChillTripと釣具メーカーTranscendenceで活動しているプロフィッシングガイド。年間300日くらいは現場に出ているTSURIHACKアンバサダー。
日々、海外の怪魚たちやブラックバス、シーバス、ライトゲームなど幅広い釣りを楽しんでいる。