スペイン旅行の計画を立てよう!
最近、ヨーロッパ旅行と言うと、イギリスやフランスに続いて大人気を博している「スペイン」。
現地に在住経験もあり、頻繁にスペインを訪問している筆者が、スペイン人気観光都市それぞれの天候およびベストシーズン、そして服装の目安をご紹介します!
首都「マドリード」
ヨーロッパらしい建物が立ち並ぶ大都市のマドリード。
スペイン内陸部にあり、日本の本州地域と似た四季が存在します。夏はかなり暑くなり、最高気温40℃を上回る事も。
ずばり、ベストシーズンは4月中旬〜6月あたり、あるいは9月下旬〜11月上旬あたりです。
その頃ですと、一番心地よい最高気温20℃〜25℃程度の日々が続き、快適な滞在を楽しめるでしょう。
おすすめの服装は、ぺたんこのバレエシューズやショートブーツに、トレンチコートやレザージャケットなどの羽織もの、そしてストールなどの巻物スタイルです。
大都会なので、思いきりオシャレをして街を歩きたいですね。
人気No.1観光都市「バルセロナ」
スペイン東南部の地中海に面する大都市バルセロナ。カタルーニャ州の州都でもあり、サグラダファミリアやカサミラなどを始めとする、芸術と文化に溢れる街でもあります。
マドリードと似た四季があるのですが、相違点は海沿いの街であるということ。
湿度も懸念されますし、またせっかく海沿いを訪れるのですから涼し過ぎる時期に行くのも雰囲気が出ませんよね。
そこでバルセロナのベストシーズンは、5月〜7月上旬の春から初夏にかけて、そして9月〜10月上旬の夏の終わりから秋にかけてです。
この時期ですと、平均気温23℃〜28℃と、暑すぎず、涼しすぎず、思い切りビーチ沿いの街並を歩いて楽しむことが ます。
おすすめの服装としては、石畳の道が多いこと、そして海辺から丘にかけて連なる街なため坂道がとても多いので、フラットシューズなどの歩きやすい靴はマスト。
開放的で、アートに溢れる街ですから、モダンでスタイリッシュな格好で訪れてみては?
自然に溢れる「北スペイン」
スペイン北部の海沿いには、タコ料理や白ワインで有名な「ガリシア州」、大自然に囲まれた皇太子の土地「アストゥリアス州」、グルメの都「バスク自治州」など、マドリードやバルセロナとは全く異なる言語、文化、伝統を持った地域が存在します。
北スペインは1年を通して雨量が多く、イギリスに近い天候。
しかし6月〜8月の夏の間は雨量が減り、日照時間も増えるため、北スペインは夏に訪れる事をおすすめします。
平均最高気温は、夏の間でも20℃前後と比較的涼しいため、爽やかな夏の日を過ごせる避暑地としても人気です。
服装は、夏の間でも夜になると急に涼しくなるため、ジャケット、ストールなどの羽織ものは必須です。
やはり雨が降りやすい地域ですので、折りたたみ傘や濡れてもいい靴も持ち物に入れておくと便利です。
太陽が輝く「アンダルシア州」
おそらく多くの人が抱いているであろう情熱的なイメージや、スペインの典型的な文化は南スペインのアンダルシア州にあります。
夏は40℃を越える日々が続き、雨もほとんど降らない猛暑となります。
そこで3月〜5月の春、あるいは10月〜11月の秋頃がベストシーズンとなります。毎年4月にセビージャで開催される春祭りは特におすすめです。
服装の目安として、春でもすでに太陽の日差しが強いので、紫外線対策の帽子があると良いと思います。
夏はかなり暑いので、地元女性の方々はとてもカラフルで開放的なファッションを楽しまれています。
秋はスペイン旅行向き!
日本と同様、スペインも地域ごとに天候が異なる様子がご理解いただけるかと思います。
その中でも、今は割とスペイン旅行向きなシーズンなのでおすすめ!
各地域に独自の文化と伝統が根付くスペイン。
ベストシーズンに訪れて、快適で楽しいご旅行をお過ごしくださいね。