ドナルドソン、ソレアーらカムバック賞の候補者6名が発表

日本時間10月15日、メジャーリーグ選手会は「Player Choice Awards」の1つであるカムバック賞の候補者6名を発表した。ア・リーグからはルーカス・ジオリト(ホワイトソックス)、ハンター・ペンス(レンジャーズ)、ホルヘ・ソレアー(ロイヤルズ)、ナ・リーグからはジョシュ・ドナルドソン(ブレーブス)、ソニー・グレイ(レッズ)、柳賢振(リュ・ヒョンジン:ドジャース)がノミネート。受賞者は現地時間10月21日から始まる週に発表される予定となっている。

ジオリトは昨季防御率6点台に終わったものの、今季はエース級の活躍を見せてオールスター・ゲームに初選出。新天地レンジャーズに移ったペンスは指名打者として貴重な戦力となり、2014年以来5年ぶりとなるオールスター・ゲーム選出を果たした。ソレアーはついに長距離砲としての才能を開花させ、球団新の48本塁打で本塁打王のタイトルを獲得。ドナルドソンは新天地ブレーブスで復活を遂げ、37本塁打を放って地区優勝に貢献した。トレードでヤンキースから放出されたグレイは新天地レッズで先発ローテーションの柱となり、2015年以来4年ぶりのオールスター・ゲーム選出。柳は韓国人投手としては初となるオールスター・ゲームの先発を務め、両リーグベストの防御率2.32をマークした。なお、6名の昨季と今季の成績は以下の通り。

ルーカス・ジオリト(ホワイトソックス)
【2018年】32試合 10勝13敗 防御率6.13 173.1回 125奪三振
【2019年】29試合 14勝9敗 防御率3.41 176.2回 228奪三振

ハンター・ペンス(レンジャーズ)
【2018年】97試合 打率.226 4本塁打 24打点 OPS.590
【2019年】83試合 打率.297 18本塁打 59打点 OPS.910

ホルヘ・ソレアー(ロイヤルズ)
【2018年】61試合 打率.265 9本塁打 28打点 OPS.820
【2019年】162試合 打率.265 48本塁打 117打点 OPS.922

ジョシュ・ドナルドソン(ブレーブス)
【2018年】52試合 打率.246 8本塁打 23打点 OPS.801
【2019年】155試合 打率.259 37本塁打 94打点 OPS.900

ソニー・グレイ(レッズ)
【2018年】30試合 11勝9敗 防御率4.90 130.1回 123奪三振
【2019年】31試合 11勝8敗 防御率2.87 175.1回 205奪三振

柳賢振(リュ・ヒョンジン:ドジャース)
【2018年】15試合 7勝3敗 防御率1.97 82.1回 89奪三振
【2019年】29試合 14勝5敗 防御率2.32 182.2回 163奪三振

© MLB Advanced Media, LP.