【EURO】人種差別行為を嘆くサウスゲート監督「容認できない状況だった」

イングランドのガレス・サウスゲート監督は、人種差別を受ける難しい状況となった試合を嘆いた。

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ブルガリアとの一戦に臨んだイングランドは、6-0で圧勝したものの相手サポーターから人種差別行為を受けプレーが一時中断する事態に陥った。サウスゲート監督やレフェリーとの話し合いの末ゲーム再開したが、集中力の維持が難しい一戦に同監督は、「容認できない状況となった」と言及。「試合が2度ストップし、それでも十分でないという人物もいた。この問題について全ての人間の意識が高まることとなるだろう」と続けている。

サウスゲート監督の他に、イングランド代表選手たちも人種差別問題に対しTwitterで声明を発表。ラヒーム・スターリングは、「ブルガリアが、スタジアムにいた馬鹿どもに代表されるのは残念に思う。とにかく…6-0で家に帰る。少なくとも仕事はやり遂げた。ファンのみんなは安全な旅を。みんなは上手くやってくれた」と投稿。マーカス・ラッシュフォードも「プレーするには簡単な状況ではなく、2019年に起こるべき問題でもない。僕たちを応援してくれたファンにとても感謝している。どうか安全に家に帰って欲しい」と綴っている。

イングランドの監督や選手が人種差別問題を嘆く

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